気分は台湾
皆様、お久しぶりです。
年が明けて気付いたらもう半月ほど過ぎていました。
遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします。
私はブログのネタを探して歩くというより、何かしている時に「これブログに挙げよう!」と思うタイプなので、新年になってから何もしなかったせいでブログも書けませんでした。
このままでは開店休業状態が続いてしまいますので、こもったまま出かけた気分になれる何かをしてみなければ・・・ということで。
おうちで旅行気分、第一弾は
「台湾で食べた料理を再現してみよう」
最後に行った海外旅行が台湾でしたので、その時のことを思い出しつつ夕飯を作ってみました。
とは言っても、小籠包とかは作れませんので私のやれる範囲で。
ますはルーローハン
専門店もありますが、屋台などでも食べられるルーローハン。お店ごとにお肉の大きさも味付けも違いますが、どこで食べてもハズレがない台湾料理の代表だとおもいます。八角が苦手な人はダメかもしれませんが、私も夫も大好きになりました。
どんぶり物ですが、茶碗より少し大きいくらいの器でご飯の量も茶碗1杯分くらいなので、他のものが食べたいときでも問題なく注文できます。
専門店に行けば大・中・小と大きさも選べるので、お腹いっぱい食べたい人も大丈夫。
いろいろな人のレシピを見ましたが、バラ肉で作るもののようです。確かに、台湾で食べたものもごはんに肉の油が絡まっているように思いました。
今回私は、バラ肉と肩ロースを半々で使用してみました。脂身も適度な感じでよかったです。八角+五香粉で台湾感をマシマシにしてみました。
ルーローハンにはオレンジ色の甘い大根の漬物が添えられているのですが、今回は母の手作り野沢菜漬けを一緒に食べました。母の野沢菜は酢をいれて「すんき」寄りに漬けているのでさっぱりとしてルーローハンとも合っていました。
そして、トッピングの煮卵。台湾でも煮卵をトッピングできるお店が多かったです。
次が大根のスープ
大根たっぷり、鶏肉のコマ切れ少し、あとは水と生姜と塩とお酒のみというシンプルなスープですが、ルーローハンとの相性も抜群。
「ひげちょう」というルーローハンのお店があるのですが、ここでいただいたスープがこのような大根のスープでした。
台湾では食事にスープは外せないもののようで、シンプルなスープから鍋ですか?という感じの凝った具材のものまで種類がたくさんありました。
小籠包にはスーラータンを合わせる人が多いという話を聞きましたが、食べたことのないスープに惹かれてしまってスーラータンを食べなかったことが今となっては残念です。
変わり種としては、臭豆腐と鴨の血を固めたもの(こんにゃくと豆腐の間みたいな食感)のピリ辛スープが、予想に反して美味しかったのが意外でした。
どんなスープか気になる人は上の記事の中にあるので、見てください。
(記事の中ではアヒルと書かれていますが、鴨です。)
台湾の旅行で印象的だったのが、街の香り。
歩いていると必ずどこからか強烈な八角の香りがしてきます。何を煮込んでいるのかわかりませんがすごく八角。
今回のルーローハンでは、五香粉だけでなく八角を追加したので煮込んでいる時の香りがまさに「台湾」、食べた瞬間にも台湾を思い出しました。
夜市では突如強烈な臭豆腐の香りが・・・。友人はこの臭豆腐の香りが嫌いで台湾には二度と行かないと言っているほど。
私もその話を聞いて覚悟していたせいか、「あっ、これね」という感じで、思っていたより大丈夫でした。
夫も私も食べたことのないものを食べてみるのが好きなので、臭豆腐も挑戦。
最初は揚げてあるもののほうが食べやすいとの情報だったので、夜市で食べてみましたが食べてしまうと意外と匂いは気にならず、おいしくいただけました。
勢いに乗って鴨血の入ったスープも試したくらいに気に入りました。
臭豆腐もお店によっては匂いが強烈で、飲み込めないほどのところもあるようなので、お店のチョイスが偶然にも良かったということだと思います。
そもそも台湾に行ってみようと思ったきっかけは、マンゴーとライチ。
台湾産のマンゴーを貰ってあまりに美味しかったのと、日本で食べられるライチは全て冷凍されているから茶褐色をしているということ、生ライチはとても美味しいと聞いて食べてみたかったからです。
夜市のフルーツ屋さんはぼったくられるということだったので、スーパーや商店で買ってホテルで食べました。
ホテルの冷蔵庫で冷やしておいてお風呂上りに食べたのが本当に美味しくて、幸せでした。
台湾は日本では見かけないフルーツがたくさん売っているので、果物屋さんを見るのはとても楽しかったです。
次に行けるとしたら、冬が旬のバンレイシというのを食べてみたいです。
日本の中での旅行でさえ思うようにいかない今、海外旅行なんて夢のまた夢となってしまいましたが、いつかまた以前のように好きなところへ好きなように行ける日が来るといいなと思います。