週末どこ行こう。

週末のおでかけ、温泉や食べ物について書いてます。

濃い1年を過ごしたって気付いた

お題「#この1年の変化」

 

昨年の大みそかに1年の振り返りとして、コロナで諦めた恒例行事についてまとめた記事を書きました。

machi-nana.hatenablog.com

 

季節ごとにいろいろな恒例行事をしていたんだな、と振り返ることができたのと同時に当たり前にやっていたことがどれだけ幸せな事だったか、と思うことができました。

 

今回のお題を見て、「もう書いちゃったよ」と思って不参加と決めていたのですが、「こんなにもたくさんの事が出来なかった!」という思いで書いたので、後ろ向きな記事でもあったと思います。

なので、今回は前向きな「こんなことができたよ」という記事を書いてみたいと思います。

 

私は温泉の感想や旅先で見つけた美味しいものの記録のためにこのブログを始めました。

今までは温泉はともかく、旅先として考えるのは県外が主でした。

コロナで緊急事態宣言が出て、職場でも様々な予防対策が取られるようになったために県外に出るということが難しくなりました。

県内であっても、流行している市町村へは行ってほしくないという上司の話などもあって、かなり窮屈な思いがして精神面がやられてしまうんじゃないかと思ったりもしました。

 

しかし、行ける範囲で楽しもうと検索するうちに、自分の一番身近な地域のことを全て知って体験しているわけじゃないということに気付きました。

県外の温泉に行っている場合じゃない、県内の温泉で入っていないところがものすごくあるじゃないか、松本市の中で行っていないところもお店もいっぱいあるじゃないか、って。

身近な場所で新しい発見や美味しい発見がたくさんできる、ということに気付くことができました。

 

晦日から三ヶ日を夫婦ふたりきりで過ごすのも初めて、自分たちの好きなものばかりを用意して、好きなように過ごしました。

それぞれの家庭が持つリズムというか優先順位みたいなものがあるから、集まって過ごすのは楽しいけど少しずつ譲り合っていかないといけない部分もあります。

だけどふたりだけだから、本当に無礼講。

もう、何にも気を使わずにのんびりゆっくりダラダラ過ごして大丈夫。

皆で過ごせない寂しさもあったけど、楽な部分も多くて想像していたより楽しかった。

 

私たち夫婦には子供がいないから、両親がいなくなってからのふたりだけのお正月っていうのが本当は少しだけ怖かった。

ふたりだけ・・・妹夫婦は子供もいるし、一緒にってお願いして負担みたいにはなりたくないからきっとふたりだけ、寂しくてつまらなくて世界から取り残されたみたいに過ごす。って想像してました。

けど、今回のお正月をふたりだけで過ごしてみて楽しかった、そのことが大収穫。

心配なんていらないじゃん!って気付けました。

私たち夫婦はおかれた状況の中で意外と楽しく生きていけるんじゃないか、って思えたことは今後の不安が少し軽くなったように思います。

 

夫の定年まではまだまだありますが、仕事に行かなくなって時間が有り余るようになったらやりたいこと、収入面も含めて楽しく過ごせるような計画を話したりするのも自宅で過ごす時間が増えたからかな?と思います。

家の中で過ごす時間が増えて腹の立つこともお互いに増えたと思いますが、うまく対応する忍耐力も養ってきているので大丈夫でしょう。

 

コロナの自粛で行動範囲が狭くなったこの1年、何もせずに過ごしたように思っていた時もありましたが、残念なことも良かったことも多かったという濃い1年でした。