週末どこ行こう。

週末のおでかけ、温泉や食べ物について書いてます。

翡翠色の湯 熊の湯ホテル


週末に連休を貰えたので温泉に行こうということになり、GO TOもあるしせっかくだから泊まっちゃおうと

翡翠色の湯 熊の湯ホテル」に1泊で行ってきました。

GO TOの威力は素晴らしい、何だかんだで2万円以下で2食付きの温泉旅館に2人で泊まれるんだから、旅行好きでなくてもどこかに旅行に行きたくなりますよね。

熊の湯ホテルは、志賀高原熊の湯スキー場の目の前にあります。

中野ICから志賀草津高原ルートで40分ほどとのことですが、紅葉を眺めながらのんびりドライブ、時には車を止めて写真を撮ったりしながら向かいます。

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紅葉がきれい

ちょうどチェックインの15時ごろ、目の前にスキー場が見えてくると硫黄のにおいも漂ってきて熊の湯に到着です。

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熊の湯ホテル

駐車場も広く、ホテル入り口の前(駐車場内)にバス停があるので、バス移動の場合にはほとんど歩く必要がないので便利そうです。

ロビーは広々としていて、朝7時からコーヒーが飲めるラウンジがあります。

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ロビーとカフェ *ホームページより

売店も品ぞろえは多くありませんでしたが、お土産のお菓子や飲み物、熊の湯オリジナルのグッズも販売されていました。

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売店  *ホームページより

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熊の湯の歴史も展示されてた

今回のお部屋は布団の上げ下ろしがないほうがいいかと思い、洋室のツインにしました。

ベッドは標準的なシングル、ソファーが1つと横にサイドテーブル、テレビの置かれた台とセットの椅子が1つというシンプルなつくり。

お部屋は十分な広さがありますが、お部屋で2次会をしたい場合はテーブルが小さいので、座卓がある和室のほうが使いやすいかもしれません。

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洋室と和室  *ホームページより

浴衣は受付の横の棚から自分で持ってくるスタイル、さっそく浴衣に着替えたら夕飯前にお風呂に入ります。

浴場へ近づくにつれて硫黄臭がどんどん強くなり、少し苦しいくらい。温泉ガスのためにドライヤーが壊れやすいとのこと。部屋の冷蔵庫も同じ理由で設置しないと書かれていました。

浴室は床もすべて木造、天井もとても高く鄙びた温泉という風情。浴室では硫黄臭がそれほど気にならなかったので、天井の高さが関係するんでしょうか。

ともかく、浴室の雰囲気は私の好きなレトロ感満載、ホテルの近代的な外観やお部屋との雰囲気とギャップがあります。

湯船も木造ですが、硫黄が付着していて一瞬コンクリートかと思うほど、湯船の側面は特にザラザラとしていて痛いくらいです。

特筆すべきはその「翡翠色の湯」

源泉かけ流しのお湯はバ〇クリンの緑より少し深い色、まさに翡翠色。湯口から注ぐお湯がすでに翡翠色をしています。

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内湯  *ホームページより

細かい湯の花がたくさん舞っていて、成分の濃さを感じさせてくれます。

湯上りの肌はすべすべとして、とても気持ちの良い温泉です。

入り口に「お湯の温度は43℃ほどあります」と表示されていましたが、体感的には41~42℃という感じ、熱いですが入れないほどではありません。

冷えた体で入ると余計に熱く感じますから、しっかりとかけ湯をして入れば問題ないと思います。

露天風呂も竹でできた壁に囲まれてシンプルなつくりなので落ち着けます。

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女性 露天風呂  *ホームページより

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男性 露天風呂  *ホームページより


露天の温度は外気の影響なのか低めなので、ぬる湯好きの人はこちらのほうが良いかもしれません。

私はオールマイティー。どんな泉質もぬる湯もあつ湯も好物なので、両方の温度を楽しめるなんて天国です、交互に入っていると無限ループで出るきっかけがわからなくなります。

そのループを止めたのが「夕食」、遅れるわけにはいきません。

食事はダイニングルームでいただきます。ホテルの規模が大きいのでダイニングルームも広かったですが、今日の宿泊客は6組。

自然とソーシャルディスタンスがとれてしまいます。

夕食は量も質もしっかりとしている、良い意味での宴会料理。

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前菜と牛鍋

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新鮮なお刺身


志賀高原ビールや志賀の地酒、北信濃の地酒がそろっているので料理と共に楽しめます。

特に牛のたたきはポン酢ジュレといろいろな野菜を巻いて食べるスタイル、さっぱりとしていて気に入りました。(牛のたたきと茶碗蒸しは写真を撮り忘れました・・・反省)

万願寺唐辛子と松茸の天ぷら、松茸が出るとは思っていなかったので「秋にきて良かった」と心の中で叫びました。

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万願寺唐辛子と松茸の天ぷら

志賀高原ビールと志賀の地酒も料理に合っていておいしいです。

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志賀高原ビールと地酒の縁喜

夫は飲み足りなかったのか、いつのまにか北信濃の地酒飲み比べセットを頼んでいました。

最後には食べきれなくなって、果物を部屋に持ち帰らせてもらいました。

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果物もたくさん

お部屋に冷蔵庫はないのですが、氷の入った冷水がポットに用意されてるのでお風呂上りなどに飲めてうれしいです。

翌朝の朝食前にも朝風呂に入らせてもらいました、珍しい翡翠色の温泉を存分に楽しみました。

朝食は湯豆腐がメインの和定食、普段ならおかわりはしないのですが、しっかりおかわりをして満腹、満足です。

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おかずの数々 湯豆腐は撮り忘れました

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朝食にもデザート


6組しか宿泊していなかったので、お風呂もゆったり入れて、寝る前に入った時には貸し切り状態でのんびり入ることができました。

スキーはもちろん、志賀高原のハイキングなどでも拠点として最高だと思います。

温泉の質も料理もとても良かったので、また利用してみたいホテルとなりました。