週末どこ行こう。

週末のおでかけ、温泉や食べ物について書いてます。

寄り道しながら みんなのミュシャ展へ  

夫に付き合って、松本市美術館で開催されている「みんなのミュシャ」展を観てきました。 

美術館は先日紹介した「BENCH」から更に5分ほど東に歩いたところです。近くには宮藤官九郎作「獣道一直線」の公演を控える「まつもと市民芸術館」や天神様を祀る「深志神社」などがあり、寄り道をしても楽しいです。

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芸術館の横道は紅葉が始まってた

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深志神社

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手水には柄杓がありません

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七五三のお参りをしている家族がいました



美術館が見えてきました。

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草間彌生展のお知らせ

松本市美術館松本市生まれの芸術家「草間彌生」の作品が常設展示されています。というか、建物がもう草間彌生館という感じ、自動販売機も作品になってます。

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入り口広場には大きなチューリップ

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自動販売機とゴミ箱


入場には手指消毒と体温測定が必要で、入り口で係の人に案内されながら入ります。

ミュシャの絵画は様々なアーティスト・画家に影響を与えているそうで、それらの作品と合わせて見ることができる展示になっているとのこと、楽しみです。

 

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私は絵画には詳しくないのですが、80年以上前の作品とは思えないデザイン性が素晴らしく、ついつい見入ってしまいました。わたしが気に入ったのはミュシャの「目」の描き方です。「線の魔術師」と言われ、その流れるような繊細な線も素晴らしいのですが、あの目が絵画の魅力というかインパクトを強くしていると思いました。

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左  スラヴィア保険相互銀行のためのポスター   1907年

右 サロン・デ・サン ミュシャ展         1897年

 


ミュシャはアメコミや明治の文学雑誌の挿絵、少女漫画等に影響を与えたとか。

 

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明星 明治35年第7号   表紙デザイン 藤島武二

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アメコミ (左 クリス・バチャロ 2005年   右 ジョン・タイラー 2007年)

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アニメ (出渕 裕 1992年「ロードス島戦記」より)

 

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少女漫画 (山岸涼子 1980年「日出処の天子」より)

 

 

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ミュシャ 1896年「黄道十二宮

こうして並べてみると、ミュシャの影響を受けていたんだってことに気付かされます。

ミュシャの絵画に新しさを感じるのは、構図やデザインの影響を受けている作品を身近にみているからなんでしょうか。


いろいろ書いてきましたが、やっぱりミュシャの「目」の書き方が一番好きかも。

 

と、こんな感じに素人が初めてレビューを書いてみましたが、どうでしたか?
行きたくなりました?


ちなみに「みんなのミュシャ展」は11月19日までの開催です。よろしければ足を運んでみてください。